巻頭の言葉

ウシオ電機会長

牛尾治朗うしお・じろう

雨の日には雨の中を
風の日には風の中を

2018年4月号

特集
本気 本腰 本物
「『致知』愛読者の集い全国大会」をこの1月27日、福岡のホテルオークラで開催した。参加者は1,150名。申込みは11月末に定員の1,000名をオーバーし、キャンセル待ちの人も多く出たが、幸いにも最終的には希望者全員を受け入れることができた。

第一部の基調講演は塩沼亮潤大阿闍梨りょうじゅんだいあじゃり大峯千日回峰行おおみねせんにちかいほうぎょうという9年に及ぶ想像を絶する荒行を満行した体験もさることながら、飲まず食わず横にならず眠らずを9日間貫徹する四無行しむぎょうという本気・本腰の極みのようなすさまじい体験談に、満場の参加者はしわぶき一つせず聴き入った。その後、4名の『致知』愛読者、熊本商業高校簿記部の木庭こば寛幸先生と生徒の大森美鈴さん、鍬柄くわのえ翔吾さん、そしてグリーンライフ産業の中村太郎社長の「致知と私」と題する発表も迫真の響きがあり、全参加者の心を掴んだ。
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致知随想