巻頭の言葉

愛知専門尼僧堂堂頭

青山俊董あおやま・しゅんどう

仏教は大人たいじんになる宗教
釈尊の涅槃会ねはんえに思う

2024年3月号

特集
丹田常充実
海から日は出で

満山の露が光る

まさにごん

この時からわたしはしっかりと

光を求めて歩み始めた

『光る』と題する坂村真民しんみんさんの詩である。美しい詩である。力強い詩である。丹田たんでんに気力が充実していなければ、こういう詩は書けない。

丹田とはへその下3寸(10センチ)あたりの下腹部を指す。「ここに力を入れると健康と勇気を得るといわれる」と広辞苑にある。「丹田常充実」とは、生きていく上で丹田が常に充実し力に満たされていることが大事、ということを教えている言葉である。

この言葉は森信三のぶぞう(しんぞう)師から教わった。『森信三一日一語』の12月28日の項にこうある。
特集 丹田常充実
連載
致知随想