巻頭の言葉

JFEホールディングス名誉顧問

數土文夫すど・ふみお

廉恥心は
少年の教育において
養成せらるべき最初の
徳の一つであった
新渡戸稲造『武士道』

2023年2月号

特集
積善せきぜんいえ余慶よけいあり
積善の家には必ず余慶あり──『易経えききょう』にある言葉である。善いことを積み重ねていく家には子々孫々まで慶福が及ぶということである。文章は更にこう続く。

積不善の家には必ずおうあり──不善を積み重ねている家には必ず後世まで災禍さいかが及ぶ、というのである。

この言葉で思い浮かぶのは、二宮尊徳の言行を記した『報徳記』に出てくる川崎屋孫右衛門の話である。
特集 積善の家に余慶あり
連載
致知随想