巻頭の言葉

愛知専門尼僧堂堂頭

青山俊董あおやま・しゅんどう

過去を生かすも殺すも
今、ここの
生き方にかかる

2024年12月号

特集
生き方のヒント
「真理は月の光のように満ちあふれている、とはどなたの言葉であったか」と以前、本欄に書いたことがある。

どうげんの言葉と思っていたが、そうではないという方もあり、作者不明の言葉として紹介した。ご存じの方があれば、お教え願いたいが、言葉の作者のことはともかく、この「真理」を「生き方のヒント」と置き換えても、同じことが言えることに気づく。生き方のヒントも月の光のように満ちあふれている。

ここに一冊の本がある。安岡正篤著『人間を磨く』。この中にかま倉彫くらぼりの名人、扇ヶ谷三郎の『春慶堂秘伝』が紹介されている。
特集 生き方のヒント
連載
致知随想