21歳の若さで始めた靴修理業を、業界2位にまで育て上げた酒井宏明氏。一時は深刻な経営危機、そして命の危機にまで直面するも、それらを見事に克服して運命を切り拓いてきた。人生のどん底に陥ったその時、酒井氏はどう動いたのか。今日に至る波乱の道のりを振り返っていただいた。
靴商店インターナショナル社長
酒井宏明
さかい・ひろあき
昭和43年大阪府生まれ。池田北高校卒業後、春山商事入社。平成元年靴商店創業。大阪を代表する職人、冨田氏、香川氏のもとで修業後、有名ブランドのメーカー修理を手掛ける。平成19年㈱靴商店インターナショナル設立。 「起こる問題に感謝して解決の努力をすれば、絶対に超えていけるものだと確信してます」