松下電器産業の創業者・松下幸之助と、創業者を陰で支え続けた〝大藩頭〟髙橋荒太郎。2人は戦前戦後の荒波をいかに二人三脚で乗り越えて事業を守り、成長させていったのか。2人を師と仰ぐ元副社長・平田雅彦氏のお話からは、その「本気 本腰 本物」の生き方が伝わってくる。
この記事は約14分でお読みいただけます
松下電器産業元副社長
平田雅彦
ひらた・まさひこ
昭和6年福岡県生まれ。29年一橋大学商学部卒業後、松下電器産業に入社。42年日本ビクターに出向。同社専務、松下電器産業副社長、常任監査役を歴任し平成9年退任。現在、エイチアイエス取締役。