これまで500人を超える受刑者を雇用し、2割以下という全体的にも極めて低い再犯率で、その多くを社会復帰させてきた北海道札幌市の北洋建設。「罪を犯した者ほど真剣に働く」という信念のもと、40年にわたって受刑者たちと向き合ってきた北洋建設の3代目社長・小澤輝真氏に、波瀾に満ちた人生とともに、受刑者の雇用に懸ける思いを伺った。
この記事は約11分でお読みいただけます
北洋建設社長
小澤輝真
おざわ・てるまさ
昭和49年北海道生まれ。平成3年父の急逝を受け、家業の北洋建設に入社。26年より現職。受刑者雇用の実績が高く評価され、皇室より「東久邇宮文化褒賞」「東久邇宮記念賞」、法務省より「法務大臣感謝状」、札幌市より「安全で安心なまちづくり表彰」など受賞多数。