長崎県佐世保市のテーマパーク・ハウステンボスに、ロボットがメインスタッフとして働く、世界でも珍しいホテルやレストランがある。その実現に尽力したハウステンボス取締役兼CTOの富田直美氏は、まさに変革の推進者である。その富田氏に、人生の歩みとともに、テクノロジーとの向き合い方、自らの生き方を変革し、幸福な人生や社会を実現していく秘訣を縦横に語っていただいた。
ハウステンボス取締役兼CTO hapi-robo st社長
富田直美
とみた・なおみ
昭和23年静岡県生まれ。47年大学卒業後、田村電機製作所(現・サクサホールディングス)入社。その後、日本アシュトンティト、ピクチャーテルジャパンなど、多数のIT系企業の経営に携わる。平成26年ハウステンボス経営顧問兼CTO(チーフ・テクノロジカル・オフィサー:最高技術責任者)に就任し、ロボットがスタッフとして働く「変なホテル」や「変なレストラン」の運営に携わる。28年取締役&CTO。29年よりロボット事業会社hapi-robo st社長を兼務。