コロナ禍で先行き不透明な社会情勢の中、堅調な業績を維持している会社がある。不動産を通じて顧客の資産形成をサポートする武蔵コーポレーションである。日本人としてのアイデンティティーを大切に、ユニークな経営を展開する社長の大谷義武氏に、経営に懸ける思いを伺い、この厳しい状況下で伸びる会社の条件を探った。
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武蔵コーポレーション社長
大谷義武
おおや・よしたけ
昭和50年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業後、三井不動産に入社。平成17年武蔵コーポレーション設立。主に収益用不動産を用いた資産形成のサポート事業を展開。また、販売後の賃貸管理にも力を入れ、独自の手法で管理戸数1万7,000戸、入居率96%以上を維持。著書に『大企業は20代でやめなさい』『絶対に後悔しない新卒の「会社選び」』(共に幻冬舎)などがある。