「お客様のウォンツとニーズに従う」という思いのもと、全国約900店舗のリユースショップを展開するハードオフコーポレーションの山本善政会長。「人間性の回復」をキーワードに、アウトドア事業を通じて新しいライフバリューを提案しているスノーピークの山井太社長。共に新潟発の零細企業を業界のリーディングカンパニーに育て、世界を舞台に活躍し続けるお二方に、いかに経営を伸ばしてきたのか、その志と挑戦の軌跡を伺った(写真:ハードオフコーポレーションの会長室にある富士山の絵画の前で)。
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ハードオフコーポレーション会長
山本善政
やまもと・よしまさ
昭和23年新潟県生まれ。45年拓殖大学卒業後、スーパーマーケット「よしや」入社。47年サウンド北越を設立。平成5年リユース品の仕入れ販売を行うハードオフに業態変更。7年ハードオフコーポレーションに商号変更。12年ジャスダック上場、17年東証一部上場。
スノーピーク社長
山井 太
やまい・とおる
昭和34年新潟県生まれ。明治大学卒業後、外資系商社勤務を経て、61年父親が創業したヤマコウに入社。平成8年社長就任と同時に社名をスノーピークに変更。26年マザーズ上場、翌年東証一部上場。著書に『スノーピーク「楽しいまま!」成長を続ける経営』(日経BP社)など。