平成元年、埼玉県熊谷市に日本初の脳性麻痺専門の身体障害者療護施設として立ち上げられた「新光苑」。設立に奔走した西田氏は、94歳のいまも苑の運営に尽力し続けている。商売で叩き上げた根性と、障害者への深い思いに裏打ちされた、活動への溢れんばかりの情熱。その若々しい立ち居振る舞いからは、まさに「生涯現役」の心意気が伝わってくる。
社会福祉法人翠浩会理事長
西田良次
にしだ・りょうじ
昭和4年埼玉県生まれ。18歳で茶と陶器の卸商を任される。その後脳性小児麻痺の二女を支えるため、仕事の傍ら障害者福祉の活動を始め、昭和49年熊谷地区肢体不自由児者父母の会会長。さらに小規模授産施設「ひばりの家」代表などを経て、平成元年身体障害者療護施設「新光苑」苑長。平成29年社会福祉法人「翠浩会」理事長。