東京の下町、亀戸天神社のお膝元で221年の歴史を刻んできたくず餅の老舗・船橋屋。9代目社長の神山恭子氏は、同社が様々な困難を乗り越え積み重ねてきた年月は、とても一言では語れないという。その神山氏自身も、会社が陥った思いがけない窮地に経営のバトンを引き継いだ。異例の抜擢を受けた神山氏は、そこからいかに改革に取り組み、発展を遂げてきたのか。そして、入社時より貫いてきた信念とは──。
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船橋屋社長
神山恭子
かみやま・きょうこ
昭和56年埼玉県生まれ。平成16年十文字学園女子大学社会情報学部卒業。船橋屋入社。新宿店舗和菓子売り場、「こよみ」広尾店立ち上げ、通販事業部立ち上げ、組織活性化プロジェクトなどを経て、27年に社員総選挙で執行役員に選出。28年よりくず餅乳酸菌研究所にて研究担当を兼務。令和元年くず餅乳酸菌LABOを設立し取締役に就任。4年船橋屋社長に就任。
創業以来、無添加製法を守り続ける「元祖くず餅」