AI、IoT、SNS……。次々と巻き起こる技術革新によって、時代は目まぐるしく変化している。その中で我われはいかにして機を活かし、成長を遂げていけばよいのか。ジャパネットたかたを業界トップクラスの企業に育て上げ、サッカークラブ「Ⅴ・ファーレン長崎」の社長就任から僅か半年でJ1昇格へと導いた髙田 明氏と、先進的な手法を駆使して数々の企業の未来を開き、日本のトップマーケターにも選出された神田昌典氏が語り合う「新時代に勝ち残る企業のあり方」とは——。
V・ファーレン長崎のJ1昇格が決まり、胴上げされる髙田氏
ジャパネットたかた創業者、V・ファーレン長崎社長
髙田 明
たかた・あきら
昭和23年長崎県生まれ。46年大阪経済大学卒業後、阪村機械製作所に入社し、海外勤務を経験。49年家業の写真店「㈲カメラのたかた」に入り、61年分離独立して「㈱たかた」を設立、社長となる。平成11年社名を「㈱ジャパネットたかた」に変更。27年社長を退任し、「㈱A and Live」を設立。29年4月サッカーJ2のV・ファーレン長崎の社長に就任し、同年11月J1昇格へと導く。著書に『伝えることから始めよう』(東洋経済新報社)『90秒にかけた男』(日本経済新聞出版社)。
経営コンサルタント、アルマ・クリエイション社長
神田昌典
かんだ・まさのり
昭和39年埼玉県生まれ。上智大学外国語学部卒業。大学3年次に外交官試験に合格し、4年次より外務省勤務。その後、ニューヨーク大学経営学修士及びペンシルバニア大学ウォーオンスクール経営学修士(MBA)取得。コンサルティング会社を経て、平成7年米国ワールプール社日本代表に就任。10年経営コンサルタントとして独立。現在アルマ・クリエイション社長。著書に『あなたの会社が最速で変わる7つの戦略』(フォレスト出版)『都合のいい読書術』(PHPビジネス新書)など多数。