連載 歴史の教訓 230
歴史の教訓
  • 上智大学名誉教授渡部昇一

慰安婦問題を解く鍵は強制連行の有無だけだ。国際世論に訴えるのはその一点でよい

慰安婦問題の日韓合意に基づいて、日本は10億円を拠出した。だが、これは謝罪であってはいけないし、謝罪と受け止められてもいけない。謝罪すべき強制連行などなかったのだ。国際社会に発信すべきは、そのシンプルな事実である。このことは、何度強調しても強調し過ぎることはない。

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上智大学名誉教授

渡部昇一

わたなべ・しょういち

昭和5年山形県生まれ。30年上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.平成13年から上智大学名誉教授。著書は専門書の他に『伊藤仁斎「童子問」に学ぶ』『日本の活力を取り戻す発想』『歴史の遺訓に学ぶ』など多数。最新刊に『渡部昇一一日一言』(いずれも致知出版社)。公式ファンクラブに「昇一塾」。http://www.shoichi‐juku.com/