ごく普通の主婦から、研究者の道に入り、貨幣経済史・金属史など幅広い分野で優れた業績を残してこられた弥永芳子さん、98歳。いまなお万年筆を手に健筆を振るう弥永さんに、その半生と人生を切り開く秘訣をお話しいただいた。
貨幣経済史家金、属史家
弥永芳子
やなが・よしこ
大正8年北海道札幌生まれ。北海道ドレスメーカー女学園を卒業後、昭和15年に結婚。8年後に夫と死別。その後はアパート経営などで生計を立てながら、研究者の道へ進む。60年「弥永北海道博物館」を開館(現在は閉館)し、自ら収集した資料や標本を一般公開。平成27年には産業考古学会から「保存功労賞」の表彰を受ける。『箱館通寶鋳造の顛末』『北海道の鳥瞰図』など著書多数。