神奈川県秦野市にある秦野病院で、まもなく100歳を迎えようとしている現役医師がいる。髙橋幸枝さん、99歳だ。かつて日本人牧師・清水安三氏との出会いをきっかけに意思を志し、今日に至るまで医の道一筋に歩んでこられたその半生をお話しいただいた。
医療法人社団秦和会理事長
髙橋幸枝
たかはし・さちえ
大正5年新潟県生まれ。新潟県立高田高等女学校卒業後、東京で海軍省のタイピストとして勤務。退職後、北京で日本人牧師のもとで秘書として働く。帰国後、福島県立女子医学専門学校に入学、卒業後は新潟県立高田中央病院に勤務。昭和28年桜美林学園内に診療所を開設。30年髙橋医院を開院。41年秦野病院を開設し、院長に就任。著書に『小さなことの積み重ね』(マガジンハウス)がある。