ファンクショナル・アプローチという問題解決手法を駆使し、10年間で2,000億円のコスト削減を実現するなど、業界屈指の経営コンサルタントとして知られる横田尚哉氏。全日空で24年間客室乗務員を務め、天皇皇后両陛下や国賓などのトップVIPをおもてなしする専任として活躍してきた里岡美津奈さん。ともに『一流になる人の20代はどこが違うのか』(致知出版社刊)にご登場されているお二人に、いかにして一剣を持して起ってきたのか、また一流と二流の分かれ目についても語り合っていただいた。
ファンクショナル・アプローチ研究所社長
横田尚哉
よこた・ひさや
昭和39年京都府生まれ。62年立命館大学卒業後、パシフィックコンサルタンツ入社。GE(ゼネラル・エレクトリック)の改善手法をアレンジして 10年間で総額1兆円分の公共事業の改善に乗り出し、コスト縮減総額2,000億円を実現。平成22年ファンクショナル・アプローチ研究所を設立。29年「ジミー・カーター経営功労賞」「最優秀論文賞」をダブル受賞。著書に『第三世代の経営力』(致知出版社)など多数。
人財育成コンサルタント
里岡美津奈
さとおか・みつな
昭和40年愛知県生まれ。名古屋聖霊短期大学卒業後、昭和61年全日空入社。国内線、国際線のチーフパーサーとして活躍。その間トップVIP担当の客室乗務員訓練制度の第1期メンバーに選ばれ、各国要人のVIP特別機を担当。平成22年全日空を退職し、人財育成コンサルタントとして独立。著書に『いつもご機嫌な女でいるためのちょっとしたコツ』(主婦と生活社)など多数。