連載 生涯現役
生涯現役
  • カトリック神言修道会神父後藤文雄
90歳

目の前の一人ひとりを
大切にする

カトリック司祭として多くの人々を導く傍ら、カンボジア難民の里子14人を育て上げ、カンボジア国内で19校にも及ぶ学校を設立するなど支援活動にも心を砕いてこられた後藤文雄神父。その稀有なる人生行路は、青年期から心に抱き続けた父親との葛藤の日々でもあったという。聖職者として、その職責に真摯に向き合ってこられた師の半生を伺った。

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カトリック神言修道会神父

後藤文雄

ごとう・ふみお

昭和4年新潟県生まれ。旧制長岡中学校(現・県立長岡高等学校)を卒業後、小学校の代用教員に。25年神言神学院に入学、35年司祭叙階。カトリック南山教会主任司祭、カトリック吉祥寺教会主任司祭などを歴任。その傍ら、カンボジア難民14人を里子として育てる。平成16年「AMATAK カンボジアと共に生きる会」を設立、代表に就任。29年に後継組織「アマタック友の会」を設立、相談役に。近著に『今 ここに』(講談社エディトリアル)がある。