愛する人との結婚生活がスタートし、人生の幸せを噛み締めていたまさにその時、難病の全身性エリテマトーデス(SLE)を宣告された梅津絵里さん。6年間に及ぶ壮絶な入院・闘病生活を経て、いま人々の心に笑顔と希望の灯火を届けたいとの思いで社会活動に尽力する梅津さんに、絶望の中で掴んだ暗闇を突破する心の持ち方、自分らしい人生を生きるヒントをお話しいただいた。
車いすインフルエンサー
梅津絵里
うめつ・えり
1977年秋田県生まれ。聖徳大学短期大学部保育科卒業後、フィットネストレーナーや保育士を経て幼稚園教諭に転職。2003年結婚を機に東京から福岡に移住。2005年難病で膠原病の一種である全身性エリテマトーデス(SLE)を発症。6年にも及ぶ壮絶な闘病、リハビリを経て退院。その後は、病気や障碍を抱える大人の女性が交流する自主コミュニティ「Handycapped Womenオトナ女子」を立ち上げる。2018年から車いすタレントとして活動。車いすチャレンジユニット「BEYOND GIRLS」の結成を通じて、人々に笑顔と希望を与える活動に取り組んでいる。