ダウン症を持って生まれた周君との日々を詩に綴ってきた服部剛氏。その詩には、周君への限りない愛の眼差しと、人間の苦しみや悲しみへの深い共感が溢れている。絶望と葛藤を経て、周君を「天からの賜物」として受け入れ、人々の心に寄り添う詩を書き続けている服部氏が語る、人間が幸せに生きるために一番大事なこと——。
詩人
服部 剛
はっとり・ごう
昭和49年東京都生まれ、神奈川県育ち。平成10年より本格的に詩作・朗読活動を始める。日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員、日本現代詩人会会員、四季派学会会員。詩集に『風の配達する手紙』(詩学社)『Familia』(誌遊会出版)『あたらしい太陽』(詩友舎)『我が家に天使がやってきた』(文治堂書店)などがある。ブログ「服部剛のポエトリーシアター」、フェイスブックなどで詩や思いを綴る他、朗読や講演活動も行っている。