料理研究家という範疇を超え、「良い食材を伝える会」や「大豆100粒運動」などを各地で展開する辰巳芳子さん、93歳。若くして病魔に侵され、長期の療養生活を余儀なくされながらも料理研究家として立たれた半生を振り返っていただくとともに、いまもご自身を突き動かし続ける根源的な思いについてお話しいただいた。
料理研究家
辰巳芳子
たつみ・よしこ
大正13年東京生まれ。料理研究の草分けだった母・辰巳浜子のもとで日本の家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研鑽も重ねる。スープ教室「スープの会」を主宰。「良い食材を伝える会」会長、「大豆100粒運動を支える会」会長、「確かな味を造る会」最高顧問を務める。著書に『いのちと味覚』(NHK出版)など多数。