100年以上の歴史を刻んだ老舗は日本全国で約5万社、200年以上でも約4,000社に及ぶという。これら老舗が今日まで命脈を保ち続けた要因は何なのだろうか。経営学者として30年間、老舗や日本の源流に取り組み、令和になって古代文字を研究、そこに日本人の魂を覚醒させるヒントがあると主張する横澤利昌氏にお聞きした。
ハリウッド大学院大学特任教授
横澤利昌
よこざわ・としまさ
昭和16年岩手県盛岡市生まれ・早稲田大学商業研究科修了。60年亜細亜大学教授・名誉教授。現在、ハリウッド大学院大学特任教授、事業承継学会代表理事。平成元年9月から1年間ブリティッシュ・コロンビア大学客員教授を務める。亜大に「ホスピタリティ」を日本初導入。経産省・文科省・厚労省の委員歴任。日本学術会議連絡委員を2期務める。編著書に『老舗企業の研究』(生産性出版)など。