凄まじいスピードで進化を続ける人口知能。その影響は私たちの日常生活や仕事などあらゆる分野に及び、さらに国家の盛衰を左右するまでになってきている。日本はどう人工知能に向き合い、活用していけばよいのか、東京大学名誉教授の月尾嘉男氏に伺った。
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東京大学名誉教授
月尾嘉男
つきお・よしお
昭和17年愛知県生まれ。40年東京大学工学部卒業。46年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。53年工学博士(東京大学)。都市システム研究所所長、名古屋大学教授等を経て、平成3年東京大学工学部教授。11年東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。15年東京大学名誉教授。その間、総務省総務審議官を務める。著書に『日本が世界地図から消滅しないための戦略』(致知出版社)など。