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「日本の迎賓館」として明治23年に開業し、130年の歴史と伝統を誇る帝国ホテル。2019年4月、その帝国ホテルの14代目料理長に38歳の若さで就任したのが杉本 雄氏である。子供の頃から料理人の道を志し、強い意志と並々ならぬ情熱で自らの人生をひらいてきた杉本氏に、料理に懸ける思い、仕事・人生の要諦を語っていただいた。
帝国ホテル東京料理長
杉本 雄
すぎもと・ゆう
昭和55年千葉県生まれ。学校法人後藤学園武蔵野調理師専門学校卒業後、平成11年に帝国ホテル入社。16年同ホテルを退職し、単身渡仏。フランスの名門ホテル「ル・ムーリス」のメインダイニングで総料理長代理、レストラン「レスぺランス」で総料理長などを経て、29年帝国ホテルに再入社。31年より現職。