郷学研修所前所長の荒井 桂氏と、全国木鶏クラブ代表世話人会会長の三木英一氏は共に昭和10年生まれ。東京教育大学の同窓で、長年、安岡教学を学び続けたという共通点もある。不思議な道縁を感じるというお二人に、安岡教学との出合いや魅力などを語り合っていただいた。
全国木鶏クラブ代表世話人会会長
三木英一
みき・えいいち
昭和10年大阪府生まれ。東京教育大学文学部卒業(英語学・英米文学専攻)。以来40年間兵庫県で高校教育、教育行政に従事。退職後、次世代の人材育成活動に従事。現在全国木鶏クラブ代表世話人会会長を務めるほか、英斎塾という人間学の勉強会を主宰。平成6年教育者文部大臣表彰、7年兵庫県教育功労賞、17年春の叙勲にて瑞宝小綬章受章。現在、日本会議兵庫会長、美しい日本の憲法をつくる兵庫県民の会共同代表。兵庫縣姫路護國神社総代会長。姫路市遺族会長、英霊にこたえる会兵庫県本部会長等の役職を務めている。
郷学研修所、安岡正篤記念館前副理事長兼所長
荒井 桂
あらい・かつら
昭和10年埼玉県生まれ。東京教育大学文学部卒業(東洋史学専攻)。以来40年間、埼玉県で高校教育、教育行政に従事。平成5年から10年まで埼玉県教育長。在任中、国の教育課程審議会委員並びに経済審議会特別委員等を歴任。16年から令和2年まで郷学研修所所長。安岡教学を次世代に伝える活動に従事。著書に『「格言聯璧」を読む』『「資治通鑑」の名言に学ぶ』『山鹿素行「中朝事実」を読む』『「小學」を読む』『安岡教学の淵源』(いずれも致知出版社)など。