能楽囃子大倉流大鼓を継ぐ大倉正之助氏。代々続く伝統を受け継ぐとともに、大鼓一つで国内外の人々を魅了する演奏を続ける一面も併せ持つ。全身全霊で大鼓と向き合ってこられた大倉氏の半生、そして大鼓打ちとしての思いを、筑波大学名誉教授の村上和雄氏に伺っていただいた。
能楽師大倉流大鼓重要無形文化財総合指定保持者
大倉 正之助
おおくら・しょうのすけ
兵庫県生まれ。能楽囃子大倉流大鼓、小鼓の宗家に生まれる。9歳で初舞台。能楽の公演の他にも、世界各国の首脳やVIP来日時に行われる首相官邸晩餐会で演奏。ローマ法王より招聘されたバチカン宮殿内においても日本の代表として演奏。国内外のアーテストとの共演等、国際文化交流の場でも活躍。公益社団法人能楽協会会員、一般社団法人日本能楽会会員。
筑波大学名誉教授
村上和雄
むらかみ・かずお
昭和11年奈良県生まれ。38年京都大学大学院博士課程修了。53年筑波大学教授。平成11年より現職。23年瑞宝中綬章受章。著書に『スイッチ・オンの生き方』『人を幸せにする魂と遺伝子の法則』、共著に『遺伝子と宇宙子』(いずれも致知出版社)などがある。