資源の枯渇が叫ばれる中、紙やプラスチックの代替になる画期的な新素材・ライメックスを手掛ける山﨑敦義氏。貧国の栄養事情解決の切り札として、さらにはクリーンな新燃料として期待されるミドリムシを手掛ける出雲 充氏。ともにゼロから立ち上げた事業が、いま世界を大きく変えつつある。二人は仕事と人生にどう向き合ってきたのか。そのひたむきな歩みを語り合っていただいた(写真:ユーグレナ本社のロビーにて)。
TBM社長
山﨑敦義
やまざき・のぶよし
昭和48年大阪府生まれ。中学卒業後に大工となる。平成5年中古車販売業を始める。23年TBMを設立し、社長に就任。従来のストーンペーパーと異なる、紙やプラスチックの代替となる石灰石を主成分にした新素材ライメックスを開発。日経スペシャル「カンブリア宮殿」10周年500回記念番組に登場。資源の枯渇や環境問題の克服に貢献すべく尽力している。