「なべて人の世の尊さは、何ものにも換え難い、刹那の感動に極るものじゃ」芥川龍之介『奉教人の死』——芥川龍之介は作家としての自らの理想を追い求めた結果、最後にはキリスト教の世界に深い関心を寄せるようになります。『奉教人の死』はそんな芥川の深い思いが貫かれた作品です。
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国際コミュニオン学会名誉会長
鈴木秀子
すずき・ひでこ
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。聖心女子大学教授を経て、現在国際文学療法学会会長、聖心会会員。日本にエニアグラムを紹介し、各地でワークショップなどを行う。著書に『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』『幸せになるキーワード』(ともに致知出版社)『世界でたったひとりの自分を大切にする』(文響社)など。