外国人旅行客に日本を好きになってもらいたい——。その思いのもと、日本の文化・おもてなしを体感できるサービスを提供し、人気を集めている道頓堀ホテル。感動と口コミの連鎖が生まれ、稼働率約95パーセントを誇っている。かつて経営不振に陥っていた同ホテルを甦らせ、さらなる発展を築いている橋本明元氏が語った、改革の道のりとホテル経営に懸ける思い。
王宮 道頓堀ホテル専務
橋本明元
はしもと・みんげん
昭和50年大阪府生まれ。平成10年同志社大学卒業後、川村義肢を経て、13年㈱王宮入社。14年上海大学国際交流学院に留学。その後、シャングリ・ラ ホテル青島などで営業職として勤務し、19年帰国、㈱王宮常務取締役。24年より現職。