3男1女全員を理系最難関の東大理Ⅲへ進学させた佐藤亮子さん。我が子の笑顔を第一に試行錯誤を重ね、愛情の限りを尽くして実践した家庭教育の1つの柱が、1万冊の絵本の読み聞かせだったという。読み聞かせの効用を交え、子育てに込めてきた母親の思いを伺った。
浜学園アドバイザー
佐藤亮子
さとう・りょうこ
大分県生まれ。津田塾大学卒業後、大分県内の私立高校で英語教師を務める。結婚後は専業主婦として長男、二男、三男、長女の4人の子供を育て、全員東京大学理科三類に進学。現在、長男と二男、三男は医師として活躍し、長女は東京大学医学部に在学中。その育児法、教育法に注目が集まり、進学塾のアドバイザーを務めながら、子育てや勉強、受験をテーマに全国で講演を行う。著書に『「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方』(角川書店)『我が家はこうして読解力をつけました』(くもん出版)など。