大手の進出で中小の商業者が苦戦を強いられる中、着実に業績を伸ばし続ける企業がある。高品質で安全な食品を取り揃える群馬県高崎市の「スーパーまるおか」、かつての大衆食堂を彷彿とさせるダイニング・コンビニを展開する福井市の大津屋である。両社の強みはどのようにして築かれたのか。社長である丸岡 守、小川明彦両氏の話を通して見えてくる小が大に勝つ知恵。
まるおか社長
丸岡 守
まるおか・まもる
昭和19年群馬県生まれ。大学卒業後、父親が始めた「まるおか商店」を継ぎ、43年「スーパーまるおか」をオープン。平成10年には優良経営食料品小売店として最高賞の農林水産大臣賞を受賞。
大津屋社長
小川明彦
おがわ・あきひこ
昭和31年福井県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、大津屋入社。56年福井県で先駆けとなるコンビニエンスストア「オレンジBOX」を開店。平成2年社長就任。コンビニの店内に本格的な店内調理を導入するなど独自の経営戦略で全国から注目を集める。
「スーパーまるおか」の外観
高品質で安全な商品を多数取り揃えた売り場
大衆食堂をイメージしたオレボ食堂
コンビニ内に並ぶ多くの惣菜