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明治維新、戦後復興など世界的に見て奇跡の数々を成し遂げてきた近代日本。その功績はイノベーションと呼ぶに相応しいが、それらのイノベーションはどのようにして生まれたのか。イノベーション研究の第一人者である米倉誠一郎氏に時代背景を踏まえて紐解いていただく。
一橋大学名誉教授
米倉誠一郎
よねくら・せいいちろう
昭和28年東京都生まれ。一橋大学社会学部、経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得(Ph.D.)。平成7年一橋大学商学部産業経営研究所教授、9年より同大学イノベーション研究センター教授。プレトリア大学日本研究センター長、ソニー経営戦略室コ・プレジデント、アカデミーヒルズ日本元気塾塾長などを経て、現在CR-ソーシャル・イノベーション・スクール学長、世界元気塾塾長を務める。また、『一橋ビジネスレビュー』編集委員長も兼務。イノベーションを核とした企業の経営戦略と組織の史的研究を専門とする。著作に『経営革命の構造』(岩波新書)『創発的破壊』(ミシマ社)『イノベーターたちの日本史』(東洋経済新報社)など。