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日本電産会長の永守重信氏は稲盛氏より一回り年下の申年生まれ。共に京都の地で創業し、多くの苦労の末に町企業を1兆円企業に育て上げたという共通点もある。巷間、稲盛氏をライバル視し、闘争心を燃やしてきたとされる永守氏だが、永守氏にとって稲盛氏はどのような存在なのだろうか。76歳のいまも事業に情熱を燃やし続ける永守氏にお聞きした。
日本電産会長
永守重信
ながもり・しげのぶ
昭和19年京都府生まれ。42年職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)電気科卒業。48年日本電産を設立し社長に就任。小型モーターで世界的に事業を拡大。現在は会長兼最高経営責任者(CEO)。平成30年京都先端科学大学を運営する学校法人理事長に就任した。著書に『情熱・熱意・執念の経営』(PHP研究所)など。