連載 20代をどう生きるか
20代をどう生きるか
  • 大創産業創業者矢野博丈

恵まれない幸せ
恵まれる不幸せ

100円ショップの先駆けとして知られ、現在国内外に約5,200店舗、売上高は5,800億円を超える業界最大手「ダイソー」。29歳の時に広島県の雑貨移動販売からスタートし、今日の繁栄の礎を築いたのが矢野博丈氏である。人生の辛酸を嘗め尽くしたという氏の20代の歩みを辿ることで、運命を拓く要諦を探る。

この記事は約8分でお読みいただけます

大創産業創業者

矢野博丈

やの・ひろたけ

昭和18年広島県生まれ。41年中央大学理工学部卒業。学生結婚した妻の家業を継いだものの26歳で夜逃げ、9回の転職を重ね、47年雑貨の移動販売を行う矢野商店を夫婦で創業。52年大創産業設立。62年「100円SHOPダイソー」1号店が誕生。平成22年売上高3000億円を突破。30年会長就任。31年会長退任。現在、中央大学特別招聘教授を含め、3つの大学で教授を務めている。