先天性の骨形成不全症という難病を持ちながら、「ユニバーサルデザイン」をビジネスとして定着させた人がいる。ミライロ社長の垣内俊哉氏だ。事業をとおして障碍者も健常者も誰もが認め合って生きる社会の実現を目指す若きベンチャー起業家に、仕事に懸ける思いをお聞きした。
ミライロ社長
垣内俊哉
かきうち・としや
平成元年岐阜県出身。立命館大学経営学部在学中にミライロを設立。企業や自治体、教育機関におけるユニバーサルデザインのコンサルティングを手掛ける。日本財団パラリンピックサポートセンター顧問。著書に『バリアバリュー』(新潮社)。