極上の黒毛和牛のとろけるような食感と芳醇な香り。すき焼きの老舗として知られる人形町今半は、1895(明治28)年の創業以来、131年の年輪を刻んできた。その揺るぎないブランド力は、いかなる思いのもとで磨き上げられてきたのだろうか。名店の知られざる変遷に迫った。
この記事は約11分でお読みいただけます
人形町今半社長
髙岡哲郎
たかおか・てつろう
昭和36年東京都生まれ。60年玉川大学文学部卒業後、人形町今半入社。仕入れ、調理、販売を経て、日光東観荘へ出向。専務取締役支配人となる。平成2年日光東観荘売却。米国コーネル大学へ留学。3年帰国。本店店長などを経て、13年副社長。令和5年社長に就任。
TOMAコンサルタンツグループ会長
藤間秋男
とうま・あきお
昭和27年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。公認会計士税理士。明治23年創業の藤間司法書士事務所の末裔として、昭和57年藤間公認会計士税理士事務所を新規創業。230名の総合コンサルファームにTOMAグループを成長させ、平成29年より会長。著書に『中小企業の事業承継はじめに読む本』(すばる舎)『100年残したい日本の会社』(扶桑社)など多数。