精神病患者の回復と地域での自立を促すため、訪問看護師として活動する西島暁子氏。症状は多岐にわたり、一筋縄ではいかないケースも多いという。時に身の危険にも晒されながら訪問を続けてきた西島氏を突き動かすものは何か。失敗や挫折を乗り越え培ってきた信念に迫った。
ソレイユ訪問看護ステーション所長
西島暁子
にしじま・あきこ
昭和50年東京都生まれ。平成7年帝京大学医学部入学、8年都立府中看護学校入学。11年調布総合病院、横浜丘の上病院精神科に勤務。24年ナースサポート.アリスを設立、ソレイユ訪問看護ステーションをオープン。著書に『魂の精神科訪問看護』(幻冬舎)がある。