生き物の生態リズムを司る時計遺伝子。その研究の最前線に身を置くのが、時計遺伝子研究の第一人者・石田直理雄氏だ。私たちにとって必須の睡眠や、薬の投与と時間の関係などに関する示唆に富んだ研究成果について、石田氏と旧知の間柄である筑波大学名誉教授・村上和雄氏に迫っていただいた。
国際科学振興財団 時間生物学研究所所長
石田直理雄
いしだ・のりお
昭和30年米国ミシガン州生まれ。61年京都大学大学院医学研究科生理系博士課程修了。医学博士。同年微生物工業技術研究所入所。平成2年米国ラ・ホヤ癌研究所客員。帰国後は、生命研時計遺伝子グループリーダー、東京工大客員教授、筑波大学連携大学院教授、産業技術総合研究所上席研究員などを歴任。28年4月より現職。
筑波大学名誉教授
村上和雄
むらかみ・かずお
昭和11年奈良県生まれ。38年京都大学大学院博士課程修了。53年筑波大学教授。遺伝子工学で世界をリードする第一人者。平成11年より現職。著書に『スイッチ・オンの生き方』『人を幸せにする魂と遺伝子の法則』、共著に『遺伝子と宇宙子』(いずれも致知出版社)などがある。