広告マンとして充実した日々を送っていた最中の2014年、27歳の時に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された武藤将胤氏。しかし、武藤氏は突然降りかかった人生の逆境にも決して屈することなく、テクノロジーを駆使して様々な事業を展開し、飽くなき挑戦を続けてきた。武藤氏に人生の歩みを振り返っていただきながら、その挑戦の軌跡から伝えたいメッセージ、そして目指している世界を語っていただいた。
WITH ALS代表理事
武藤将胤
むとう・まさたね
昭和61年アメリカ・ロサンゼルス生まれ、東京育ち。大学卒業後、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズで、様々なクライアントのコミュニケーション・マーケティングプラン立案や新規事業開発に従事。平成25年に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症。一般社団法人WITH ALSを立ち上げる。現在は、クリエイティブの力で、「ALSの課題解決を起点に、全ての人が自分らしく挑戦できるBORDERLESSな社会を創造する。」ことをミッションに、エンターテインメント、テクノロジー、介護の3領域で課題解決に取り組んでいる。