岩手県盛岡市を本拠地に、ファブリケーター(鉄骨事業者)として「新国立競技場」「虎ノ門ヒルズ」をはじめとした建築物を支えるカガヤ。来年(2027年)創業60年の節目を迎え、売上高は約280億円、従業員数は約400名に及ぶ。しかし、創業者である父親の急逝を受け、加賀谷輝雄氏が24歳で同社の舵を取った時は、社員数名の小さな鉄工所だった。貧乏や逆境に耐え、這い上がってきた歩みを辿りながら、組織を繁栄に導く秘訣に迫る。
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カガヤ前会長、カガヤ建設社長
加賀谷輝雄
かがや・てるお
昭和25年岩手県生まれ。41年山田中学校卒業後、飲食店勤務を経て、加賀谷鉄工所(現・カガヤ)に入社。49年社長就任。平成25年会長就任。30年「岩手日報文化賞(産業部門)」授与。令和2年会長退任。現在はグループ会社のカガヤ不動産で会長、カガヤ建設で社長を務める。
一次加工から完成まで、すべて自社工場で手掛けるカガヤの鉄骨。感動する製品を目指し、品質管理を徹底している