戦後72年が経ち、当時を知る人も稀になる中、與田純次さんは91歳のいまも現役で経営に携わりながら、自身の戦争体験を語り続けている。極限の体験から摑んだ人生哲学とは──。
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元庄屋会長
與田純次
よだ・じゅんじ
大正14年兵庫県生まれ。県内の商業学校を卒業し、昭和18年大日本帝国上海大使館(現・在上海日本国総領事館)勤務。20年満洲独立工兵隊1893部隊入隊。終戦に伴い、ソ連に日本軍捕虜としてシベリアに連行される。22年シベリア抑留より帰還。様々な事業を手掛け、30年元庄屋商店豊岡営業所を設立。63年中島水道工業所設立。平成3年海部俊樹内閣総理大臣より、シベリア抑留に対する慰藉の念として賞状と銀杯が授与される。9年元庄屋商店を㈱元庄屋に社名変更し、現在に至る。