北陸の一級河川・九頭竜川の流域で220年の歴史を刻んできた黒龍酒造。かつては主に品評会のために造られていた大吟醸酒を、全国に先駆けて商品化した同社の日本酒は、左党を唸らせる高級酒として高い支持を集めている。革新の連続で今日を築いてきた社長の水野直人氏に、命をみつめて取り組む酒造りについてお話しいただいた。
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黒龍酒造社長
水野直人
みずの・なおと
昭和39年福井県生まれ。東京農業大学醸造学科卒業後、協和発酵工業(現・協和キリン)入社。平成2年黒龍酒造入社。17年同社社長に就任。
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