先代から経営のバトンを継いだとうふメーカーで、業界で初めて年商100億円を突破し、直近で年商410億円という破格の業績を実現した鳥越淳司氏。とうふの概念を破る画期的な新商品の開発や、破綻した同業者の救済など、同社に大きな飛躍をもたらしてきた施策と共に、鳥越氏が貫いてきた思いに迫った。
相模屋食料社長
鳥越淳司
とりごえ・じゅんじ
昭和48年京都府生まれ。早稲田大学商学部卒業。平成8年雪印乳業入社。14年相模屋食料入社。19年同社社長に就任。斬新な商品開発と地方とうふメーカーの救済M&Aで業界トップに牽引。