2016年6月号
特集
関を越える
インタビュー②
  • 大同生命保険セールスレディー舩津知穂

いかなる時も
目の前の人、仕事に魂を
込める者が勝つ

全世界の生命保険営業のトップクラスで構成されるMDRT。その成績資格を13年連続で達成しているのが、大同生命保険のセールスレディー・舩津知穂さんである。長年結果を出し続けている舩津さんだが、入社当初は全く売れず、何度も壁にぶち当たったという。そこからトップセールスに至るまでの道のりと、営業の極意について伺った。

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13年連続MDRTを達成

──舩津さんは大同生命保険のトップセールスとしてご活躍され、MDRT成績資格終身会員も取得されているそうですね。

私は平成9年の10月に大同生命に入社しまして、いま19年目になります。大同生命には4,000人ほどの営業職員がいますが、3年目からトップランクの成績を維持し、平成24年には、おかげさまで全国1位の成績を挙げることができました。
MDRTは6年目で初めて入り、以後1回も基準成績を落とすことなく、13年継続しているんです。

──13年間、世界トップクラスの成績を上げ続けていると。

終身会員とはMDRTを通算で10回達成した人に与えられるもので、終身会員に認定されて、なおかつ毎年の資格査定の成績基準をクリアしている。そういう人のみがMDRT成績資格終身会員になれるんですね。
このMDRT成績資格終身会員であり続けることが、いまの私の目標です。もちろんそれは私や家族のためでもありますが、やはりお客様のためでもあるんです。

──ああ、お客様のため。

お客様のところを訪問すると、「今年はどれくらいの成績なの?」「舩津さんも頑張ってトップセールスでいるんだから、自分も会社経営をもっと頑張らなきゃ」ってよく言ってくださるんですね。
だから、私は「営業の誰々さんに負けたくない」という思いはなくて、私が頑張ることによって、お客様を励ますことに繋がっているんだなと。それが強い原動力になっています。

大同生命保険セールスレディー

舩津知穂

ふなつ・ちほ

香川県生まれ。大学卒業後、長崎県諫早市の中学高校で代用教員を5年間勤める。夫を亡くし、2人の子供を養っていくため、平成9年10月に大同生命保険入社。6年目にMDRTを達成し、以後、現在まで13年連続で達成している。平成27年度MDRT成績資格終身会員。