アジア教育友好協会理事長の谷川 洋氏は60歳を機にサラリーマン生活にピリオドを打ち、同協会を設立。現在まで13年間でアジア6カ国に271校の学校をつくってきた。現地の住民や日本の子供たちを巻き込んだ学校づくりは、感動と笑顔の輪を次々に広げている。74歳のいまも旺盛な行動力で現地を駆け回る谷川氏に、活動の現況と自らの天命との出会いについてお話しいただいた。
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アジア教育友好協会理事長
谷川 洋
たにかわ・ひろし
昭和18年福井県生まれ。東京大学卒業。43年丸紅入社。平成16年退社。同年アジア教育友好協会(AEFA)設立、理事長を務める。アジアの山岳少数民族のための小・中学校の建設、日本の小・中学生との交流プロジェクトを進めるなど、継続的な支援・運営に当たっている。著書に『奔走老人』(ポプラ社)。ベトナム文部省から「教育功労賞」。