「『致知』愛読者の集い全国大会」をこの1月27日、福岡のホテルオークラで開催した。参加者は1,150名。申込みは11月末に定員の1,000名をオーバーし、キャンセル待ちの人も多く出たが、幸いにも最終的には希望者全員を受け入れることができた。
第一部の基調講演は塩沼亮潤大阿闍梨。大峯千日回峰行という9年に及ぶ想像を絶する荒行を満行した体験もさることながら、飲まず食わず横にならず眠らずを9日間貫徹する四無行という本気・本腰の極みのような凄まじい体験談に、満場の参加者はしわぶき一つせず聴き入った。その後、4名の『致知』愛読者、熊本商業高校簿記部の木庭寛幸先生と生徒の大森美鈴さん、鍬柄翔吾さん、そしてグリーンライフ産業の中村太郎社長の「致知と私」と題する発表も迫真の響きがあり、全参加者の心を掴んだ。