天皇陛下(現・上皇陛下)の執刀医として一躍脚光を浴びた天野 篤氏。心臓血管外科医として輝かしいキャリアを重ねてきたものの、その20代は意外にも、大きな挫折からスタートしたという。天野氏はいかにして人生を転換させたのか。日本を代表する一流外科医の若き日を振り返っていただいた。
順天堂大学医学部附属順天堂医院院長
天野 篤
あまの・あつし
昭和30年埼玉県生まれ。日本大学医学部卒業。関東逓信病院(現・NTT東日本関東病院)で研修後、亀田総合病院、新東京病院などの民間病院で20年近く勤務。平成13年昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授。14年順天堂大学医学部教授。28年順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。著書に『これからを生きる君へ』(毎日新聞出版)などがある。