貧しい農家に生まれ、出稼ぎ労働などを経て年商400億円のディスカウントストアの経営者に上り詰めた五十嵐由人氏。しかし、バブル経済崩壊後、その経営は瞬く間に破綻した。人生の天国と地獄を経験した五十嵐氏は、その中から何を学び、何を掴んだのだろうか。
アイワールド創業者
五十嵐由人
いがらし・よしと
昭和17年福島県生まれ。高校中退後、商売への夢を描いて神奈川県で出稼ぎ労働者となり、五十嵐組を結成。40年ダイクマ入社。49年退社し翌年アイワールドを創業。年商400億円の企業に育てるも平成14年に民事再生を申請。令和元年IWビリオネアクラブを設立し、これまでの人生体験を踏まえた人材育成に努める。大和晃三郎の芸名で演歌歌手としても活動。著書に『天国と地獄を見た男~炎』(相模経済新聞社)。