昭和を代表するコーラスグループであるボニージャックス。レパートリーは世界各国の民謡、黒人霊歌、ジャズから、日本の民謡、童謡、唱歌を中心に数千曲を数え、凛々しい歌声、美しいハーモニーで多くの人々の心を癒やし魅了してきた。そのリーダーとして90歳のいまも現役でステージに立ち続ける玉田元康氏に、過酷な満洲からの引き揚げ体験、グループ結成のいきさつ、充実した人生を生きる要諦を伺った。
歌手
玉田元康
たまだ・もとやす
昭和9年旧満洲安東市生まれ。終戦後に日本本土に引き揚げ、父の郷里・熊本県天草で過ごす。高校卒業後、早稲田大学に入学。早稲田大学グリークラブで研鑽を積み、33年コーラスグループ・ボニージャックスを結成してプロデビューを果たす。37年日本レコード大賞童謡賞、49年芸術祭大衆芸能部門優秀賞、58年日本レコード大賞企画賞、平成11年日本レコード大賞功労賞など受賞多数。現在はNPO法人日本国際童謡館に所属。