連載 歴史の教訓 228
歴史の教訓
  • 上智大学名誉教授渡部昇一

恥を知らない秀才
エリートが跋扈している。
このままでは危険だ。
日本人よ、リーダーよ、
人間学を学べ

東京都知事の公私混同問題は、長たる者のお粗末さを露呈した。だが、これは一つの象徴である。日本にはこのような小知小才がごまんといるのだ。この状況を変えるには、人間学を学び心根を据え直すに如くはない。人間学を修め、恥を知るリーダーの登場を期待する。

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上智大学名誉教授

渡部昇一

わたなべ・しょういち

昭和5年山形県生まれ。30年上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.平成13年から上智大学名誉教授。著書は専門書の他に『伊藤仁斎「童子問」に学ぶ』『日本の活力を取り戻す発想』『歴史の遺訓に学ぶ』など多数。最新刊に『渡部昇一一日一言』(いずれも致知出版社)。公式ファンクラブに「昇一塾」。http://www.shoichi‐juku.com/